ラ・グラッセは、ソルトスタジオをはじめ、すべての方が楽しく健康になれる施設づくりを目指します。



いかに身体を温めればよいのか?
汗をかける施設はフィットネスジム・岩盤浴・高温サウナ・温泉などたくさんあります
が、これらで身体を温めるのは大変です。人によってはリスクを抱えてしまう結果に
なります。
身体を温めるためには、頑張らなければできない事が沢山あります。
私の予防医学の領域では頑張ることは続かない、続かなければ意味がありません。
快適な環境の中で身体を温めるソルトスタジオの大きな特徴だと思います。
また医学的には、ソルトスタジオ利用時の最高血圧と心拍数の変化を調べたところ、
入っても血圧は下がるのです。さらに心拍数も横ばいでした。
つまりソルトスタジオは、心臓に負担をかけずにリラックスして入れるということなの
です。 ソルトスタジオの様な施設はありそうで実は無いのです。

血圧も心拍数も上がりません
一般的に温熱施設を利用した場合、血圧や心拍数が上昇するケースがあります。
ソルトスタジオでは、血圧も心拍数も上がりません。つまりリスク無しで身体を
温められる証明です。

ほとんどの有害菌が死滅
ソルトスタジオ内では、塩の殺菌作用や浸透圧によって脱水されることで有害菌が
死滅し、増殖しないことが第三者機関の検査結果で明らかになりました。
一般的な温熱空間では、有害菌が増殖することが確認されていますが、
ソルトスタジオの場合は、衛生的な空間が保たれることで、体調のすぐれない方や
高齢者の方にも安心してご利用いただけると同時に、管理面においても手間がかかり
ません。


背景にある根本原因を解決するには?
私は介護保険が始まった2000年から奈良県内で地域の方々に向けてリハビリ専門
施設 をデイサービスとして展開してきました。現在、7か所の "リハビリ・デイサービ
ス"を運営 するかたわら、厚生労働省の老健局のメンバーや大学教授として多忙な
日々を送ってい ます。
リハビリは利用者の方に対して、結果を出してもらうことが一番大きな課題であり
「喜び」 でもあります。
私は、このソルトスタジオに出会って大変感激しました。それは、ソルトスタジオは
障害を持つ患部のみならず全身を温められる上に、「血圧・心拍数が上がらない」
という安全性 なのです。さらに、医療機関でも実現できていない副作用なく再発防
止に取り組める という、まさに革命的なリハビリです。
従来の「1対1」のリハビリと異なり、1人のスタッフで多くの利用者さんを指導すること
ができるので、現在 250万人ともいわれるリハビリ難民の方々にとっては、まさに
救世主です。
私は、大学教育25年間で多くの理学療法士の輩出に携わり、今では業界のリーダー
として後進の指導にも当たる日々ですが、リスクなく体を温められることは、リハビリを
必要とする人にこそ、確実に早く効果を得る最良の手段といえます。
今回、私自身が この尼崎でソルトスタジオ型リハビリを地域の方々に提供させていた
だく予定です。
そして、尼崎の地域の皆さんの喜びの成果を社会に向けて発表していきたいと考えて
います。 現在の医療保険制度では満足にリハビリが受けられなくなった方々が、
介護保険を使ってソルトスタジオ型のリハビリを受けていただくことは、社会的意義が
大きく、 世界的な規模でリハビリテーションの世界を進歩させる結果につながると
思います。

世界で初めての再発予防施設
リハビリの効果を「楽に・早く・確実に」高めてくれます。


エビデンスレベルBを目指し始めたマイルド温熱療法
私は、再発がん、骨・関節疾患、関節リウマチなどを対象に、平成21年3月より
マイルド 温熱療法の臨床試験を行っています。
約2ケ月経過しましたが、非常に良好な感触を得ています。先月、日本緩和医療学会
が発表した代替医療のエビデンスレベルはアロマセラピーのレベルBを除いて、
すべてが レベルCでした。
EBM(Evidence Based Medicine)主義から言えば、まあ妥当な評価でしょうか。
しかしマイルド温熱療法をすでに実践している医師の立場から言えば、この代替療法
の効果はレベルB以上であると実感しています。まだ始まったばかりであるマイルド
温熱療法は、NBM(Narrative Based Medicine)からEBMの底上げが期待されます。
再発がんの治療は、3大療法(手術、放射線、化学療法)とマイルド温熱療法などの
代替 医療と緩和医療を3位一体で行うべきであると、私は提昌してきました。
私どものクリニックとソルトスタジオ尼崎が偶然にも隣接するという幸運に恵まれた
結果、すべに何人かの患者さんは、マイルド温熱療法の大きな恩恵を受けています。
5月の連休明けのTVにも出演なされましたが、寝たきり寸前だったのがマイルド
温熱療法を週2階続けることで著しくQOLが向上した患者さんがおられます。
私に与えられた使命は、この簡便、安全、有効な代替療法のエビデンスを構築する
ことです。
地域の患者さんと、臨床効果を分かち合いながら臨床研究を続けていきます。